脱ステロイド歴10年になりました
2014年の10月10日に脱ステを始めました。
それから10年経った2024年10月10日。
脱ステ歴が丸10年となりました!!
(細かく言うと、喘息?の治療でステロイドが入っている吸引薬シムビコートを2022年から8ヶ月使いましたが(詳細はこちら)、アトピー治療にはステロイドを使っていませんでした)
これまでステロイドに頼らずアトピーを治したい!と色々やったり、やってこなかったりしました。
そして努力が必ずしも比例するわけでもなく、寛解と悪化を繰り返してきました。
寛解といってもある一定のレベルまでしか良くならず、一番いい時期であってもアトピー肌はアトピー肌でした。
アトピーどこいった?と言うような綺麗な肌まで寛解したことはありません。
そのため、これがステロイドに頼らない自分本来の肌質なのだと感じました。
脱ステロイド11年目の道
そういうわけで脱ステロイド丸10年の節目を前に、10年を過ぎてもアトピーが治らなければ(寛解)、ステロイドを使おうか真剣に悩むようになりました。
この先ずっとアトピー肌でQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)が低いまま寿命まで生きるなら、ステロイドを使って少しはまともに生きた方がいいかなとか。
でもステロイドに失敗すれば、また生き地獄になる。。。恐怖でしかない。。!!
でもでもステロイドを使わないと、一生アトピー肌で悪化も繰り返しQOLが低いまま寿命に達するだろう。。。と同じことをぐるぐる考える日々🙂🙃🙂🙃
ちなみに上の画像を説明すると、右の「ステロイドの道」は最悪なケースを描いている。ステロイドで一旦はツルピカお肌になるものの、徐々に塗るタイミングがわからなくなり悪化して生き地獄となる。その生き地獄を脱出するために再度ステロイドを使うが、そうこうしている内にどんどんステロイドが効かなくなり、、生き地獄のスパンも短くなり、、、結局また脱ステを決意する!...これでは10年前と同じではないか。
一方、左の「デフォルトアトピーの道」を選んだ場合は、常にアトピー肌でいつも痒いし痛い。悪化もするけど生き地獄になることは少ない。生き地獄になっても長引かずに寛解していく。しかし寛解するといっても、痒いし痛いデフォルトに戻るだけ。一生痒いし痛いし、人に会うのにも気が引けて、おしゃれも諦めて、まともに働けず、外見もボロボロで、入眠もなかなかできず、QOLの低い状態で人生を終え、アトピー肌のまま棺桶に入るのだ。
さあ、どっちの道を選ぶ?!
それとは別に、こんな考えも浮かびました。
10年経ったら治るかも?と。
なぜそう思ったかと言うと、10年は大きな節目だと思っているからです。
例えば年齢が10代から20代、20代から30代、30代から40代というように年代が変わると、人生観も変わっていくものです。
そんな感じで、脱ステ10年という節目を迎えたら人生が次のステージ(アトピーのない自分)に進んでいくのではないかと期待したのです。
でもそんな考えは所詮 頭の中だけのもので、アトピーには全く影響を与えませんでした。と言うのも、10月下旬に悪化したので😅
あぁ、「10年の節目」の効力は全くなかった。。
結局アトピーが治らないまま、脱ステ11年目に突入しました。
しかし実は。10年の節目を迎えようとしていた頃、私に転機が訪れていました。
つづく。